Bridge Repair
橋梁補修事業部（パルスレーザー）
NETIS登録番号：KK-230042-A
About
クリーンレーザー工法とは次世代のクリーニング技術
鋼橋の塗り替え等において従来行なわれている工法では、塗膜クズの他、施工により発生する薬品や研削材などの建設副産物が膨大で、その処理費が多大となり、また環境負荷も高いものとなっています。加えて作業員の労働環境も悪く、以前から問題視されてきました。
その点最新のクリーンレーザーシステムを使用するクリーンレーザー工法は、高出力のレーザー光線が旧塗膜・鉄サビ部分を瞬時に除去し、微粒子を吸引するため、粉じんの飛散や産業廃棄物の発生・ケレン作業中の騒音などが抑えられ、作業環境の改善にも繋がり、現場作業員の負担を大幅に軽減するメリットが期待出来ます。
また、これまでケレン作業が困難とされていた鋼橋の狭隘部（狭い場所）等でも、クリーンレーザー工法では鋼橋本体を傷めずに鉄サビ・旧塗膜を剥離する事が可能となります。
Merit
クリーンレーザー工法の特長-
特長1
気化させて
除去塗装・錆・ゴム・油分などを除去、同時に吸引し飛散を防ぎます。
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特長2
廃棄物なし
薬品・ドライアイス・ブラストなどが不要のため、廃棄物を出しません。
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特長3
粉塵・騒音なし
光を使用した、粉塵・騒音が発生しない非接触なドライクリーニング工法です。
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特長4
金属素材に
優しい金属素材への傷・熱変化がなくクリーニングが可能です。
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特長5
簡単操作
作業者に優しい軽量ヘッド、反力もなく簡単操作が可能です。
Specification
クリーンレーザー工法の仕様クリーンレーザー工法の原理
集光されたレーザースポットエネルギーを金属素材表面の有機性対象に照射すると、エネルギー密度の高いレーザー光を吸収した汚れ・コーティング等の対象は気化（昇華）されます。レーザーはクリーニングに最適なスポットサイズ、及び短パルスにて照射される為、母材への熱影響は最小限に抑えられます。また対象物除去後、レーザー光は金属面より反射して、クリーニングプロセスが終了します。気化（昇華）した汚れは同時にバキュームにて吸引され、フィルターを介して処理されます。
市販の加工レーザー技術の転用ではなく、幅広い分野での導入実績、大手自動車・自動車部品メーカー・民間・運用航空機メーカー等との共同研究実績から、独自の高品質レーザークリーニング用レーザー発振器、レーザーヘッド等を自社設計・製造することでレーザークリーニングシステムの技術優位性を保っています。
システム概要
レーザーシステム【高出力モデル】
1000Wモデルは最速のクリーニング・除去速度を誇る高出力モデルです。モバイルユニットでの 100mファイバ等各オプションも適用可能、インフラや構造物の長寿命化を目的とする保守・メインテナンス、原子力除染等で断トツの効果を発揮します。
オプティクス【マニュアルオプティクス】
人間工学に基づく高ハンドリング性能を持ちつつ、ハウジングを軽量化・小型化したマニュアル用オプティクスです。セーフティートリガー機能、交換可能な焦点レンズ設計などの特性を持っています。
Case
クリーンレーザー工法の使用実例橋梁の塗装前作業
離型剤・油分や塗膜、既存酸化膜の除去として採用されるクリーンレーザーは、高強度が求められる高品質な接合前処理が可能です。
旧塗装膜剥離作業
金属素材・溶接部に熱影響による応力変化やメカニカルダメージなしに、塗装や錆を飛散物や廃棄物なしに除去します。
